お金を借りると言えば、キャッシングを思い浮かべる人も少なくないはずです。
好きな時に好きな金額を借りることができるので、便利で頼りがいのあるサービスです。

「でも、キャッシングって怖くない?」

同時にそんな事を思う人も多いでしょう。
実は、安心安全なイメージである銀行や消費者金融のカードローンもその一種なのです。

  • じゃあ、一体キャッシングって何?
  • カードローンと何が違うの?
  • クレジットカードでも使えるって本当?

この記事はそんな疑問を解決します。
数あるサービスを正しく理解して賢く使うことで、お得にお金を借りることができます。

知らないままでむやみに使って、金利や手数料で損してしまわないように、今回は1から疑問を解決し、基本の利用方法から活用術まで解説します。

すぐに使えるキャッシング

  1. プロミス

    プロミス

    ・最短3分の融資も可能
    ・初めてのお客様は利用で30日間特典あり!

    ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
    ※お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
    ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
    ※30日間無利息サービスの利用には、メールアドレス登録とWeb明細利用登録が必要です。

  2. SMBCモビット

    モビット

    ・10秒簡易審査で結果がすぐわかる!
    ・WEB完結申込で郵送物/電話連絡なし!
    ・近くの銀行/コンビニで24時間利用可能

    ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

  3. アイフル

    アイフル

    ・はじめてなら最大30日間利息0円
    ・無人契約機なら外出先でカードを受けれるので、誰にもバレずに安心!
    ・WEB申込なら最短20分融資も可能!

    ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

キャッシングとは

キャッシングを一言で表すと、ATMを使ってお金を借りることを意味します。

  • カードローンを使って借りる
  • クレジットカードを使って借りる

この2つがあると考えて良いでしょう。

家を買う、車を買うとなると大半の人はローンを利用します。ローンは申し込みも複雑で、対面での相談と審査を挟んだ上で、融資金が銀行口座に振り込まれます。

しかし、キャッシングはあらかじめ『いくらまでなら自由にお金を借りれます』という枠が与えられて、その範囲内であれば面倒な申し込みの手間を省くことができるのです。そのため、銀行や消費者金融やコンビニのATMで簡単にお金が借りれるのです。

もちろん、クレジットカードもカードローンも最初は申し込みと審査があります。しかし、一度審査に通ればローンカードやキャッシングカードが発行されて、そのカードを使って自由に利用できるようになります。そのため、カードローンと呼ばれているのです。

キャッシングというと、高利貸し、自己破産、厳しい取り立てなど、悪いイメージが捨てきれません。かつて消費者金融が”サラ金””街金”と呼ばれていた時代の名残であり、グレーゾーン金利を盾に過剰な貸し出しが横行し、借金に苦しむ人が多かったためです。今では法改正も進んだおかげでそんなことはなくなったのですが、どうしても良くないイメージを抱く人が多いのも事実です。

そこで銀行は”カードローン”という単語を使い、住宅ローンや自動車ローンと変わらない事をアピールしました。消費者金融もそれに続いたことで、今ではカードローンとして認識されるようになったのです。

そしてもう一つが、クレジットカードのキャッシング機能です。クレジットカードには”ショッピング枠”と”キャッシング枠”が存在します。ショッピング枠は、利用限度額の範囲内で自由に買い物に利用できる枠の事を指します。

キャッシング枠は、あらかじめ審査によって決められた利用限度額まで、ATMを使って自由にお金を借りられる枠を指します。つまり、クレジットカードはカードローンと同等の機能を持っているのです。

それでは、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?

カードローンとクレカキャッシングの違い

キャッシングにはカードローンを使ったものとクレジットカードを使ったものがあるということを説明しました。ここでは、それぞれにどんな違いがあるのかを解説します。

お金を借りられる種類を学ぼう

2つの最大の違いは、『どこからお金を借りるのか』という点です。カードローンを取り扱っているのは銀行と消費者金融なので、そこからお金を融資してもらうことになります。

対するクレジットカードは、クレジットカード会社や信販会社が発行しているため、そこから借りることになります。カードで買い物をした時の事を思い出すとイメージしやすいのですが、この時商品代金は後払いとなります。つまり、個人の信用を担保に代金を建て替えてくれているのです。

そして後日、カード会社から請求が来て代金を支払うのが一般的です。クレジットカードでのキャッシングは、建て替え分のお金を一時的に借りているのです。”融資”なのか”建て替え”なのか、2つの違いはここにあります。

それぞれの特徴

銀行や消費者金融は”融資”を主なサービスとして商売をしています。その為、住宅ローンや自動車ローンなどで多額のお金を借りることができます。それらの会社が用意しているカードローンなので、利用限度額が数百万単位ととても高額です。消費者金融は300万円前後、銀行は500万前後が限度額として設定されています。

クレジットカード会社や信販会社は”建て替え”を主なサービスとして商売をしています。クレジットカードでは数百万単位の買い物はできません。キャッシング枠も30〜50万円程度に設定されている事が多いので、多額のお金を借りることはできません。この機能は、あくまで一括返済できる程度のお金を限度額として設定されているのです。

2つの違いは金利にも現れます。

カードローンは金利が低めに設定されています。分割払い前提でお金を貸し出しているため、高い金利を設定すると自己破産に陥る可能性があるからです。分割払いは毎月少額の返済を長期に渡ってしていくので、低い金利を細々と支払っていくイメージです。

銀行や消費者金融は法で定められた上限金利の範囲内で、借りる金額に応じて金利の幅を持たせています。大きい額を借りるほど、利息が安くなるようになっているのです。

対するクレジットカードのキャッシングは、金利が高めに設定されています。もちろん、法定金利内での設定なので、上限金利もカードローンと変わりません。しかし、借りる額に応じた金利の幅を持たせていないことが多いため、常に上限金利が適用されます。これは一括返済できる額を借りる前提で設定された金利だからと言えます。

どっちがいいの?

ここで、それぞれの特徴をおさらいしましょう。

【カードローンの特徴】
・限度額が高い
・金利が安い
・審査が厳しい

【キャッシングの特徴】
・限度額が低い
・金利が高い
・クレジットカードを持っていれば利用できる
・海外でも利用可能

これらの特徴から分かる通り、どちらにもメリットがあります。

一番賢い使い方は、『用途に応じて使い分けること』です。例えば、クレジットカードのキャッシング機能は海外でも利用可能です。現地の金融機関で両替をするより手数料が安い場合もあるので、海外旅行に行くことが多いならクレジットカードを持っておきたいところです。

日本国内でお金を借りる際も、クレジットカードさえ持っていれば特別な申し込みは必要ないため、今すぐお金を借りたいという時にも役立ちます。

それぞれのメリットを最大限に活かす使い分けをすることが、賢い活用術と言えます。多額のお金が必要な時は金利の低いカードローン、今すぐお金が必要な時はクレジットカードと覚えておきましょう。

キャッシングの利用方法

キャッシングはATMがあればどこでも利用可能です。機能が付いたクレジットカードを持っているのであれば、最寄りのコンビニへ行けばすぐに利用可能です。ATMにクレジットカードを入れて、メニューから「借入」を選択し、借入金額や暗証番号を入力すれば完了です。

返済方法として、一括返済かリボ払いを選択させる画面が表示されますが、クレジットカードのキャッシングは金利が高いため、できれば一括返済を選択しましょう。リボ払いで返済したいのであればカードローンがおすすめです。

カードローンの利用方法は、まずは条件や金利を比較して、一番使い勝手の良い銀行または消費者金融と契約をします。審査に通過したらローンカードが発行されますので、それを利用してATMでお金を借ります。ATMにローンカードを入れたら、「借入」を選択して、画面の案内に従って操作をするだけです

さて、借入方法は簡単ですが、大事なのは返済方法です。
借りたお金をどうやって返していくのかを詳しく紹介していきます。

キャッシングの返済方法

キャッシングは返済方法が2つあります。
まずは一括返済ですが、これは借りたお金に利息を足した金額を一括で返済するというものです。

全ての金額をATMから入金することもできますし、翌月に口座から引き落とされる方法でも返済可能です。例えば、実質年率18%のクレジットカードで10万円を借りて1ヶ月で返済するなら、このような計算になります。

・10万円(元金)+2,958円(1ヶ月分の利息)=102,958円を返済

次に分割払いです。

借りたお金に対して最低返済額というものがあり、その金額を毎月分割で払っていく方法です。例えば三菱東京UFJ銀行のカードローンを使って、年率8.1%以上で10万円を借りると最低返済額は2,000円です。

以後、借入金額が10万円増えるごとに最低返済額も2,000円ずつ増えていきます。毎月最低でも2,000円を返済して、余裕がある時にはそれ以上の金額を返済していくことも可能です。

利息は2,000円に含まれる所と、返済額に上乗せで支払う所があります。前者が元利均等返済、後者が元金均等返済と呼ばれています。元利均等返済は返済額が毎月一定でわかりやすいのですが、利息も含めた返済額なので元本の減りが遅いというデメリットがあります。元金均等返済はその逆なので、元本の減りは早いものの返済額が毎月変わります。どちらの返済方式を採用しているかは、金融業者によって異なります。

分割返済はATMからの入金、口座からの自動引き落とし、振り込みから選ぶ事ができます。ATMと振り込みの場合は、毎月指定された期日までに自分で支払いを済ませる必要があります。

まとめ

  • キャッシングとはATMでお金を借りること
  • クレジットカードとカードローンで利用できる
  • 限度額が多く金利が低いのがカードローン
  • 限度額が少なく金利が高いのがクレジットカード
  • クレジットカードは一括返済、カードローンは分割返済

キャッシングとカードローンは同じものと考えて良いでしょう。金利や限度額の高さで選ぶのがおすすめです。

クレジットカードは持っていれば問題ないものの、銀行や消費者金融のカードローンは申し込みと審査が必要です。いざというときの為に、あらかじめローンカードを発行しておくと、いつでも使えて非常に便利です。